趣味でプログラミングをすることにより、仕事も副業も順調となった経験から「趣味のプログラミングで何をすれば良いか」迷っている方に筆者の体験を共有したいと思います。
これから何か趣味がないか探している方や、プログラミングって何から手を付けたら良いか迷っている方の参考になればと考えております。
もくじ
趣味でプログラミングをする5つのメリット
私の経験上、プログラミングを趣味として取り組むと様々なメリットがあることに気付きました。
そのメリットをそれぞれ理由と共にご紹介します。
①いつでもできる
一番大きなメリットが、プログラミングを趣味にするといつでも出来るという点です。
アウトドアが趣味だと天気によって出来なくなって予定が崩れてしまったり、日中しかできない等の時間の制約があったりします。
しかし、プログラミングを趣味にすると時間も天候も制約はありません。
②初期投資が安い
趣味によっては非常に高額な初期投資が必要になります。
ゴルフのセットを揃えたり、サーフボードを買ったり、趣味をやる準備だけでお金がかかってしまっては、気軽に始められませんよね。
プログラミングの趣味はお家にあるPCとインターネットさえあればできます。
もし、PCが無いとしても最近は安くで中古パソコンが手に入る時代ですので、コストはさほどかかりません。
③仕事でも頭が冴える
仕事がIT関係でない方でもプログラミングの趣味が仕事で活きてくる事があると私は実体験から断言できます。
プログラミングはIF文といった条件分岐や、階層等の複雑な条件を読み取って頭の中で整理して、何で上手くいかないのか原因究明をする作業がつきものです。
どういう条件で何が上手くいかないか、何故上手くいかないのかをロジカルに考える力が身に付きますので、仕事に取り組む中でも論理的な思考が発揮されるようになります。
④自己顕示欲が満たされる
こちらは、Web系やアプリの開発をプログラミングで行った場合に特に感じられるメリットになります。
自分が作ったものが、Googleで検索すると表示されて、様々な人が見たり使ったりするのです。
月何百人程度のアクセスであったとしても、自分が作ったものが必要とされていると考えると自己顕示欲が満たされます。
色んな趣味がある中でも、世の中に最も影響を与えられる趣味がプログラミングです。
⑤副業の収入にもなる
プログラミングの言語によって需要は異なりますが、その言語を扱える人にちょっとだけ手直しして欲しい等といった依頼は沢山あります。
クラウドソーシング系のサービスを見て頂ければ、数千円程度から数百万円まで幅広い案件が転がっております。
最初から高額な案件を扱うにはハードルが高すぎると思いますが、安い案件だと誰でも簡単にできます。
また、ホームページを作りたい人やブログを作って欲しいという人が周囲にいれば、お小遣い程度のお金を副業として稼ぐことも可能です。
趣味でプログラミングをするなら何を買う必要がある?
もしプログラミングを趣味としたら何を必要とするか、何を揃えたら良いかと悩んでいる方もいる事でしょう。
私自信がプログラミングを趣味として始めた時に使ったものは、「ノートパソコン」と「インターネット」の2つだけです。
今の時代だと、誰でもすぐに始められる環境ではないでしょうか。
ノートパソコンは普通のスペックでワードやエクセルが使える程度であれば基本的に大丈夫です。
ただ、3次元CADや非常に重たいソフトを使う可能性があるのであれば、事前に必要なPCスペックは確認しておくことをオススメします。
初期設定などを色々やった結果、PCスペックが足りなくて全くソフトが動かないとなればヤル気がなくなりますので。
あった方が良いと感じたもの
私の場合、パソコン1台でプログラミングを趣味として手を付けましたが、徐々に環境を整えていきました。
個人的には以下を買いそろえていきました。
- 使いやすいマウス
- PCモニター
- 本(10日でできるJAVA等)
ノートパソコンだとマウスがあった方が個人的に操作しやすいと思ったため、手の形にあったマウスを買いました。
また、ノートパソコンの画面サイズが小さいと参考サイトを開いたり閉じたりの連続で効率が悪いなと感じましたので、横長のモニターを外付けで購入し、片方の画面を参考サイト・もう片方をソースコードといった画面表示で取り組みました。
正直、モニターは大きなものを使用する事をオススメします。
本は正直どっちでも良いと思います。
ただ、10日間でできるシリーズでプログラミング言語を覚えてから、参考サイトを読んだ方が理解は早かったので、個人的にはあって良かったと感じました。
趣味のプログラミングは何をすることから始める?
では、プログラミングを趣味として始めるとしたら、何をすることから始めれば良いのでしょうか。
一番大事なのが、何を作りたいか考える事です。
「温泉好きだから日本中の温泉を検索できるサイトを作りたいな」
「友達にドッキリで使えるようなアニメーションを使ったサイトを作りたいな」
「毎日自分のカロリーを簡単に計算できるアプリを作りたいな」
等々、自分が何を作ると楽しいかなと考えてみましょう。
自分があったら良いなと思えるものや、家族が喜ぶものを作ろうと思うとワクワクしませんか。
作りたいものが決まったら、作るために何のプログラミング言語を勉強すべきか調べるだけです。
今日勉強して明日作れるようになる世界ではないので、最初は妥協したくなるほど何も進歩していない気分になりますが、努力の積み重ねを続けると必ず何でも作れる世界です。
何を作るか、それを作るためにどの言語を勉強すべきか、その言語を勉強するための参考サイトは無いか調べていけば、あとは地道に作るだけです。
そのうえでも、前述しましたが、10日間でできるシリーズの本をやってみるのも良いでしょう。
何を趣味にするかは自由!プログラミングは1つの選択肢
趣味をプログラミングにするなら、何をすべきか、どう考えて取り組んでいくべきか等の面に焦点を当ててご紹介しました。
しかし、趣味をプログラミングにする必要はありません。
WEB系のプログラミングをしていると、イラストレーターやフォトショップも使う機会が出てきて、そっちにハマる事はあります。
それはそれで、趣味の醍醐味です。
色んな事にチャレンジしてみて、もっと気になる事やハマる事があれば、それをドンドン極めていくと良いでしょう。
最終的に新しく見つかった趣味とプログラミングを活かして出来る事が出てくることもあります。
あまり、「趣味として最後まで極めるぞ」などと意気込んだりせずに軽い気持ちでプログラミングを趣味として手をつけてみるキッカケとなればと思います。