いざ退職しようと決心を固めても上司に報告するのは中々、難しいものですよね。
転職が決まっていたり、今の会社にいるだけでも嫌になったりと、様々な退職の理由はあります。
今回は退職するにあたっての退職理由の言い方の例のおすすめを4つに分けてご紹介します!
退職の言い方の例 一身上の都合編
社会人の方々なら耳にされることもある、「一身上の都合で~」というワード。
実はこのワード、中身を伏せたまま退職の話を進めることのできる言い方なんです!
知ってらっしゃる方もいらっしゃると思いますが、実は退職理由は会社に言わなくても、法的には全く問題がないのです。
こちらは民法627条にも記載されております。簡単にご説明すると、雇用期間の定めがない場合は、解約の申し入れをした日から2週間以上たてばどんな理由があろうとも退職することができる。といううものです。
例としては『この度、一身上の都合で退職したい』という旨を伝えるだけでいいんです。それでも退職の話が進まない場合は直接人事部や上司の上司に先程の言い方の例を伝えてみましょう。
しかし円満に退職したいと考えられている方は上記の言い方だけでなく、『親の介護が必要で、、、、』などの理由付けなどをしてあげると退職の話も進みやすくなるでしょう。
退職の言い方の例 体調が優れない編
こちらも使いやすい退職理由の言い方の例になります。
ただただ体調が優れないという言い方ではなく、ポイントとしては
例『ここ一年体調が優れない、体調が急に悪化した時、すぐに業務を引き継ぐことができないため、仕事を続けるのが難しいので退職を考えています』[
のような理由付けをしっかりしましょう。
会社としても体調が優れない人材を無理やりにおいておくのも難しいものです。
そのため比較的スムーズに退職の話が進みやすい傾向にあります。
しかし、病院での診断書などの証明物の提出を要求されることもありますので、言い回しの部分は注意深くお考えください。
ですが、会社理由での体調不良が診断書なので証明できれば、会社都合退職にすることができますので、用意できるのであれば必ず用意しましょう。
退職の言い方の例 他の仕事をやりたい編
退職理由を伝える時に、今の会社の不満などのネガティブ意見を述べてしまうと、解決案などを出され、中々退職の話が進まないことが多いです。
そんな時はこの言い方の例が使いやすいです。
例『元々○○の仕事に興味がありました、今の仕事にもやりがいは感じていますが、やはり○○業界でチャレンジしたいと思っています。そのため○月末を目処に退職することは可能でしょうか。』
この例文にあなたの熱意や主張などを肉付けすることによって、より一層良い退職理由になります。
この場合、転職が決まっている時は退職する月の指定をしっかりしましょう。
この言い方の例の良いところはポジティブな退職の印象を与えやすいので、円満に退職しやすくなります。
退職の言い方の例 家族編
上で挙げた3つを読まれた方ならお気づきかもしれませんが、退職理由というのは上司が納得する、やむを得ない理由付けをするのがポイントなのです。
家族をつかった言い方の例は女性の方でも使いやすい物が多いのが特徴です。
例 『家族の介護をすることになった→両親も高齢になり、介護に専念したく退職を考えています
『配偶者が転勤になり、ついていくことになった』→夫(嫁)が転勤することになり、大変悩みましたが転勤先についていくことになりました。ご迷惑を掛けますが退職させて頂きたく存じます。
『結婚をすることになった』→この度、結婚することとなり、家庭を守ることに専念したいため、退職させていただきたく存じます。
注意する点としては、バレる嘘はついてはいけません。
転職される場合でも、業界同士での接点というのは少なからずありますので発覚するリスクがある嘘には注意しましょう。
まとめ
退職理由は一人一人に違ったものがあります。
忘れてはいけないポイントとしては、上司が納得するやむを得ない理由付けをするということです。
是非、退職を決心されているかたは、今回の記事を参考に、新しい道を歩んでいってくださいませ。